大人と違って、お子様は長時間お口を開けていることが大変です。
短時間で確実な治療に心がけ、痛がっていたり、怖がっていたりするお子様を
無理やり押さえつけるような治療は致しません。
お子様が歯医者嫌いにならないようにコミニュケーションを大事に、
多くのお子様に「歯医者さんは怖いところ」ではなく
「歯がピカピカになるところ」と思ってもらえる治療を目指します。
小児歯科の治療にあたり
ウソはつかない!
「今日は見るだけ」「すぐに終わるから」など子どもを歯医者に連れて行くために、うそを言うと、子どもは「だまされた」と思ってしまいます。そうなると、歯医者、ママやパパが信頼できなくなり、「歯医者に行きたくない」と思ってしまいます。
不意をつかない!
子どもが歯医者に行きたがらないことを心配して、何の説明もなしに突然連れて行くと、心の準備ができていないので、必要以上に歯医者を怖がるようになります。
お子さまの生活ペースを考える!
3~5才くらいになると、子どもにも生活ペースができます。お昼寝の時間を避けて午前中に予約する、空腹時は避けるなどの機嫌の良い時間帯を選んで、生活ペースに沿って連れて行きましょう。
日頃から歯医者を恐怖の対象に
しないようにしましょう!
悪いことをしたり、わがままを言ったりしたときに、『歯医者さんに連れて行くよ』という叱り方をすると、歯医者=怖い所という認識をしてしまいます。いざ、歯医者に連れて行こうと思ったときに、連れて行くのが難しくなります。
小児歯科の流れ
カウンセリング
ママもパパも一緒にカウンセリングを行いますので、お子様のお口の中や歯の気になる症状がありましたら、ご相談ください。
まずは、ママもパパもリラックスしてくださいね。
診察室に慣れてもらう
すぐに治療に入らずに、診療用のチェアに座って、歯科医師や歯科衛生士とおしゃべりします。慣れてきたら、使う器具を見てもらいます。最初はママやパパと一緒に入って頂いて大丈夫です。
お口の中を見せてもらう
歯科医師と歯科衛生士に慣れてきたら、お口の中を見せてもらいます。お子様の状況を見ながら、治療を開始していきます。
歯磨きのおはなし
治療がおわったら、お家で上手に歯磨きができるようアドバイスをします。お子様のお口の状態に合わせて、適切な通院間隔をお伝えします。お子様の歯を守るためにもぜひ、定期検診をご利用ください。
沢山褒めてあげてください
お子様が上手に治療が受けられたらたくさん褒めてあげてください!褒められることで自信がついて、その後の治療も頑張ることができます。
子どもの歯を虫歯から守ってあげましょう!
歯を強くしてくれるフッ素を塗る虫歯予防です。
フッ素は、歯や骨を丈夫にする作用があり、歯の表面に塗ることで、再石灰化が促され酸に溶けにくい強い歯になります。
虫歯になりやすい歯の溝部分などにプラスチックを埋め込む虫歯予防です。
食べかすがつまりやすい歯の溝は、歯磨きでも磨き残しをしてしまい虫歯になりやすくなります。予め埋めてしまうことで防ぐ予防治療です。
シーラントは一定期間がたつとすり減っていくので、定期的に歯医者さんに通いましょう。
何歳から
歯医者さんに通えば良いの?
乳歯の前歯が上下生えそろうのは1歳を過ぎたころです。1歳半~2歳位には1度健診を受けましょう。歯のはえる前でも、お口のなかで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。